入園が決まると、よく聞かれるのが
「慣らし保育ってどんなかんじですか?」
という質問です。
はじめて子どもを預けるママにとって
“慣らし”という言葉だけでも不安になりますよね。
実際、慣らし保育はどんなふうに進むのか。
子どもたちはどんな様子なのか。
今回は、保育士として見てきた
慣らし保育のリアルをお伝えしたいと思います。
慣らし保育ってなに?
慣らし保育とは、
子どもが少しずつ園の生活に慣れていくための
期間です。
園の方針や、子どもの様子によって
慣らしの期間や、時間はそれぞれで
1~2時間からスタートする園や、
給食後に降園する園などがあります。
慣らし保育は基本1~2週間ですが
あまりに泣いて、水分も摂れない状態が続いたり
保護者の方がもう少し様子を見たいなどの
要望がある場合は延長することもあります。
いきなり長時間預けるのではなく、
子どものペースに合わせて
進めていくのが基本です。
この期間は、
子どもにとってもママにとっても
“心の準備期間”でもあります。
実際の子どもたちの様子
慣らし保育が始まると、
最初の数日はほとんどの子が泣きます。
泣きながら手を伸ばす姿に、
胸がぎゅっとなる方も多いと思います。
でも、実は――
ママの姿が見えなくなってから、
少しずつ落ち着いていく子もたくさんいます。
最初は、保育士に抱っこされていても
周りのおもちゃに気づいたり、
他の子の遊びをじっと見たり。
泣き止むまでの時間はそれぞれですが、
少しずつ園の空気に慣れていきます。
そして不思議なことに、
数日経つと泣きながらでも
ママやパパにバイバイをして
お気に入りのおもちゃを探しに行きます(笑)
子どもは思っている以上に
ちゃんと前に進んでいきます。
保育士が見ているポイント
慣らし保育の間、保育士が見ているのは
“泣いているかどうか”だけではありません。
・水分は摂れているか
・排尿の量が少なすぎないか
・安心できる大人を見つけられているか
・何に興味を示しているか
そんな小さな変化を、毎日ていねいに見ています。
たとえ泣いていても、
ふと涙が止まる瞬間があったり、
周りの音に耳を傾けていたり。
その「ほんの少しの余裕」が見えたら
ちゃんと慣れ始めているサインです。
慣れるスピードはそれぞれで
早い・遅いで比べるものではありません。
大切なのは、
その子なりのペースで進めているかどうかです😊
知っておいてほしいこと
慣らし保育の期間は
子どもにとっても親にとっても試練の時間です。
「まだ泣いているのかな」
「大丈夫かな」
不安になる時間もありますよね。
でも、園では子どもたちなりに
少しずつ世界を広げています。
泣きながらも、おもちゃを手にしたり
抱っこから降りて、床に座ってみたり。
ほんの小さな一歩を、毎日積み重ねています。
だからママも、不安なときは遠慮せずに
保育士に聞いてください。
保育士は、子どもだけでなく
ママの気持ちも一緒に支えたいと思っています。
慣らし保育は、
離れる練習ではなく
新しい世界に出会う準備期間です:-)


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